ミュージシャン、作曲家、エンジニアでありプロデューサー、そして音楽監督として活躍するヴィンセント・ジョーンズは、Sensaphonics 2MAXをいつも利用しています。
モニタリングにとって、それは忠実さ、明瞭さ、信頼性、分離性、そしてフィット感が重要な意味をしており、ソフトシリコンとデュアルドライバー設計のSensaphonics 2MAXはその点で優れています。製品の素晴らしさを決めるのは、ドライバーの数ではなく、製品全体のデザインであるということだと話します。
そして、30年間のツアーやスタジオワークを経ても、基本的に私の聴力が変わらないでいられたのは、偶然ではないと語ります。
しっかりとしたフィット感、最大の遮音量、そしてアーティストに優しいソフトシリコンの快適さは、大規模なマルチ・ドライバーデザインの過剰性を打ち負かします。
ミュージシャン、作曲家、エンジニアでありプロデューサー、そして音楽監督として、ヴィンセント・ジョーンズは生涯に亘って音楽業界で活躍しています。
彼は90年代に同じカナダ人のサラ・マクラクランのキーボード奏者兼音楽監督としてセンサフォニックスと関係が生まれました。
現在は、ロサンゼルスに拠点を置き、個人スタジオで映画やテレビのサウンドトラック音楽の制作に時間を費やしています。
長年にわたり、他のIEMブランドを試す機会が何度もありましたが、彼は2MAXインイヤーモニターのソフトシリコンデザインから得られる忠実性、分離性、そして快適性にこだわり続けています。
Secure fit, maximum isolation, and artist-friendly comfort of soft silicone beats the overkill of massively multi-driver designs.
As a musician, composer, engineer/producer, and music director, Vincent Jones has been working in the music industry throughout his adult life.
He connected with Sensaphonics back in the 90s as keyboardist and musical director for fellow Canadian Sarah McLachlan.
Now based in Los Angeles, Jones now spends most of his time creating soundtrack music for film and television in his personal studio.
Over the years, after many opportunities to try other IEM brands, he remains committed to fidelity, isolation, and comfort he gets from the soft silicone design of his 2MAX in-ear monitors.
■30年音楽に係わっても聴力が維持できたのは偶然ではない!
ジョーンズがSensaphonicsの社長であるマイケル・サントゥッチ博士と出逢ったのは、サラ・マクラクランのツアー中でした。
「マイケルは家族の一員のようです」とヴィンセントは言います。
“聴覚を大切にしよう”ということをマイケルは話してくれて、そのメッセージが私にはとても心に響いたのです。
そう、私は音量を低いレベルにして聴いているのです。
モニターエンジニアからの助言もあって、ベルトパック(受信機)にマーク(音量の位置)をつけて自分を戒めています。
そして、30年間のツアーやスタジオワークを経ても、基本的に私の聴力は変わっていません。
これは偶然ではありません。それは教育であり、適切な製品を使うことです。
それを可能にしてくれたのがSensaphonicsだと思っています。
Jones first encountered Sensaphonics President, Dr. Michael Santucci while touring with Sarah McLachlan.
“Michael is like part of the family,” says Vincent.
“He talked to us about how to take care of our hearing, and that message really resonated with me.
So yes, I listen at a lower level.
My monitor engineers have commented on it, and I keep a mark on my beltpack to remind myself.
And after 30 years of touring and studio work, my hearing basically hasn’t changed.
That is not a coincidence. It’s education and it’s using the proper product. I credit Sensaphonics with making it all possible.”
■あらゆる音楽活動で2MAXが能力を発揮している。
現在、ヴィンセントの活動の中心は、コンスタントなツアーから多くのスタジオワークへと移っています。
従来のレコード制作と並行して、『Grown-ish』(2018年~。2021.7.8から第4シーズン放送中)、『F Is For Family』(2015年~。邦題『FはFamilyのF』、NETFLIXで試聴可能)、『#blackAF』(2020年から配信されているアメリカ合衆国のコメディドラマシリーズ。NETFLIXで試聴可能)などのTVシリーズや、『we are the champions』(2020年~、世界各地で開催される型破りなコンテストやイベントの世界を追う。NETFLIXで試聴可能)などのドキュメンタリーシリーズのサウンドトラック制作も行っています。
ファイナルミックスには従来のスタジオスピーカーやヘッドフォンを使用されていますが、彼のインイヤーである2MAXはレコーディングのために信頼される役割を果たしています。
「私は、キーボードやドラムを叩くときでも、いつもスタジオでのトラッキングに使っています」と彼は語ります。
“信じられないほどの隔離感があり、とても快適なので、ダメージを気にせず何時間でも仕事ができます。”
Today, Vincent’s focus has moved from constant touring to more studio production.
Along with traditional record production, Jones does soundtrack work, including TV series like Grown-ish, F Is For Family, #blackAF along with documentary series like We Are The Champions.
While he uses traditional studio speakers and headphones for final mixes, his 2MAX in-ears still retain a trusted role in recording.
“I always use them for tracking in the studio, both on keyboards and when I’m playing drums,” he notes.
“They have that incredible isolation and they’re so comfortable, I can work for hours without worrying about damage.”
■製品のよさを決めるのはドライバーの数ではなく全体のデザインだ!
ジョーンズが学んだことのひとつは、新しいテクノロジーを積極的に取り入れる一方で、テクノロジーの仕事はアーティストに奉仕することだということです。
モニタリングにとって、それは忠実さ、明瞭さ、信頼性、分離性、そしてフィット感が重要な意味をしており、ソフトシリコンとデュアルドライバー設計のSensaphonics 2MAXはその点で優れています。
「新製品を自分で判断することは重要ですが、それはカスタムインイヤーでは難しいことです」とジョーンズは言います。
(自分の耳の形状で各社の製品を作ってみて比べるということは難しい。の意・・・フィットにより音質は大きく影響を受ける)
「幸いなことに、私にはそのような機会がありました。
私が学んだことの一つは、製品の素晴らしさを決めるのは、ドライバーの数ではなく、製品全体のデザインであるということです。”
One thing Jones has learned is that, while he’s a strong embracer of new technologies, the job of technology is to serve the artist.
For monitoring, that means fidelity, clarity, reliability, isolation, and fit – areas in which the soft silicone, dual-driver design of his Sensaphonics 2MAX excels.
“It’s important to judge new products for yourself, which is hard to do with custom in-ears,” says Jones.
“Fortunately, I’ve had that opportunity.
One thing I’ve learned is that it’s overall product design, not the number of drivers, that make a product great.”
■マルチドライバーは音が良いというのはイメージだった。
詳細を聞かれたジョーンズはこう続けました。「あるバンド全員がツアー中に、別のブランドのカスタムIEMを使っていたことがあったのですが、ドライバーの数が多いから素晴らしい音が出ると言われ、そうでないと考える理由はありませんでした」と彼は振り返ります。
でも、それが届いて装着してみたら、”こりゃ、壊れてるな!”と思いました。
音は濁っていて、トップエンドがありませんでした。私は多くのツアーをこなし、多くのレコードのミックスをしてきたので、良い音を知っていると信じています。
そこで、「これはおかしいと思う」と言って送り戻しました。
しかし、その会社側からは「テストではスペック通りの音が出ている」と言って送り返してきました。
言うまでもなく、私はすぐにSensaphonicsに戻しました。
Asked for details, Jones continued: “I’ve been in some touring situations where the whole band was on another brand of custom IEMs, and I was told they would sound great because they have more drivers, and I had no reason to think otherwise,” he recalls.
“But when they arrived and I put them on, I was like, ‘Man, these things are broken!’
The sound was muddy, with no top end. Now, I have done a lot of tours and mixed a lot of records, so I like to think I know good sound.
So I sent them back, saying I think these things are not right.
But the company sent them back, saying that they tested in spec and that’s just how they sound.
Needless to say, I went back to my Sensaphonics as soon as I could.”
■マルチドライバーのプラスチック製とシリコン製の2MAXを比較をしても、いつも優れている。
これは、長年にわたって何度も繰り返されてきたお芝居です。
ヴィンセント・ジョーンズにとって、彼が必要としているものを“絶えず提供してくれるのはセンサフォニックスだけだ“ということを矛盾なく結果として示されています。
“マルチドライバーのプラスチックデザインをSensaphonicsと並べて、同じシステムで聴いてみましたが、結果はいつも同じでした。私の2MAXは、クリアで自然なサウンドで、低音が十分に出ていて、EQをあまり使わなくても良いのです。”
彼のキャリアの中でのオーディオの変化について聞かれたヴィンセント・ジョーンズは、原始的なアコースティック、ハイインパクトなエレクトリック、ベースが効いたクラブミュージック、デリケートなASMR(注)など、すべての音楽制作においてサウンドクオリティが重視されていることを明らかにしています。
(注)ASMR:Autonomous Sensory Meridian Responseの略。視覚や聴覚からの刺激によって引き起こされ、心地よくなったり、眠気を誘われたり、触感がゾワゾワするといった自律感覚絶頂反応のこと。
「私にとって、それは透明感です。優れたヒップホップの多くはボトムが多いのですが、それが抑えられていて、それでパンチが効いていて。音が良いのです。
私の2MAXで聴いても、ディテールが豊富で低音もしっかり出ていて素晴らしい音です。」
「 通ぶる訳ではないのですが・・・
おいおい!でも、プロオーディオはスノッブのようなものだよね?(笑)」
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ヴィンセント・ジョーンズの数々のプロジェクトについては、以下のサイトでご覧いただけます。
This is a scenario that has repeated several times over the years.
For Vincent Jones, the results have consistently showed him that only Sensaphonics consistently delivers what he needs to hear.
“I’ve listened to multi-driver plastic designs side-by-side with my Sensaphonics, all through the same system, and the result is always the same: my 2MAX sounds clear and natural, with plenty of bass and with a lot less EQ.”
Asked about changes in audio over the course of his career, Vincent Jones makes it clear that sound quality is the focus of all music production, whether it’s pristine acoustic, high impact electric, bass-driven club music, or delicate ASMR.
“To me, it’s about clarity. Most great hip-hop has a lot of bottom, but it’s contained and punchy, and sounds great.
I can listen to it on my 2MAXes and it sounds fantastic, with plenty of detail and tons of bass.
Not to be a snob about it, but hey – pro audio is kind of a snobby thing, isn’t it?”
You can learn more about the many projects of Vincent Jones at www.vincentlesliejones.com.
(Jun 25,2021 EAR CANDY,by Sensaphonics)
Vincent Jones
ヴィンセント・ジョーンズは、カナダ出身のキーボーディストであり、音楽プロデューサー。
イギリスに生まれ、8歳のときに両親とともにカナダのバンクーバーに移住。その時にピアノを買ってもらいそれ以来音楽を続けています。19歳の学生だったときにカナダのプラチナ・セラーのロック・バンド「The Grapes of Wrath」(怒りの葡萄)のメンバーとしてステージに立ちます。
90年代初頭に解散しレコーディングスタジオとサラ・マクラクランのミュージカルディレクターとしてオーケストラと共演するなどステージで活躍。
2007年にロサンゼルスに移住しテレビ、デジタル放送、映画の作曲に移行しました。ジョーンズは、NBCの「Parks and Recreation」のテーマソングをギャビー・モレノと共同で作曲し、2010年7月にエミー賞の「Outstanding Main Title Theme Music」部門にノミネート。2014年にサラ・マクラクランと共演し、アルバム「Shine On」に収録。2021年、ジョーンズはジェリー・カントレルのアルバム『Brighten』にピアノ、キーボード、ストリングスで参加しました。
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