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D2 Release! Fusion of silicon and the dynamic SP

D2リリース!センサフォニクスが初めて音楽鑑賞用イヤモニターを発売します。

プロミュージシャン用IEMだけを創っていたセンサフォニクスが初めて音楽鑑賞用を開発!世界初となるシリコンモールドにダイナミックスピーカーを内蔵しました。2019年11月2日から受注を開始します。新製品発表は中野サンプラザで11月2日(土)、3日(日)に開催されるヘッドフォン・フェスティバルで行われます。当日のSensaphonicsの展示ブースで試聴並びに受注を行います。

最高遮音性能を維持するためにBAドライバーに特化してプロ用IEMだけを製造していたセンサフォ二クス社が初めてコンシューマー向けの音楽鑑賞用IEMを開発しました。BAでの音質はモニターバランスだけでしたが、今回発売が始まったD2は音楽を楽しむためのバランスを設定。シリコンモールドの中にダイナミック・スピーカー(以下SP)を埋め込んだオーディオファン待望の、世界初の製品です。ここに組み込む為に極小にもかかわらず重厚な低音も出せるダイナミックSPを開発しました。各周波数バンドで平均34dBという世界最高の遮音性能を誇るシリコンモールドと、ダイナミックSPとの融合はこれ以上何を望むのか?というほど夢のような組み合わせでしょう!さらに加えてダイナックSPを2機組ませるという贅沢なデュアル仕様です。

米国では早くも関係者より注目を浴びて、世界最大の音楽・音響見本市であるNAMMショーでオーディオおよびレコーディング業界の「オスカー賞」とも言われ、新技術・新製品に授与されるTECアワードの2019大賞候補となる審査対象製品に選ばれエントリーされました。

TECアワード

TECアワード(Technical Excellence & Creativity Awards)とは、NAMM Foundation主催のもとオーディオ・テクノロジーを中心に最も優れた製品や成果に贈られる賞。プロ・オーディオおよびサウンド・レコーディング業界の「オスカー賞」にあたり、毎年1月(2020年は1月18日開催)にアメリカで行われる世界最大の楽器・音響機器見本市「NAMM Show」で発表となります。

およそ120年もの歴史を誇る「NAMM Show」は、世界中の楽器メーカーや音響機器メーカーなどが一堂に集結する、ディーラーやプロ・アーティスト、音響関係者向けのプレミアム・イベント。各ブースでは毎年、新製品発表やデモンストレーションが実施され、大規模な特設ステージでは連日連夜、豪華アーティストの熱いライブやパフォーマンスが繰り広げられることでも知られています。昨年は東京ドーム3個分の敷地面積とされるアナハイム・コンベンション・センターで開催され、出展社数は2,000社を超えました。

柔らかいIEMが優れた音質の秘訣。ミュージシャンお墨付きのシリコンモールド!

では、シリコン製は何故、他素材のIEMより優れているのか?それは柔らかさに秘訣があります。遮音効果を上げるのに最も有効なのは何よりも隙間をなくすことです。固いプラスチック素材では痛みが出るので密着させるのには限界があります。柔らかいシリコンは大きめに作っても痛みが出にくく、本来の耳の形状で作製する事ができるうえに、更に遮音効果が飛躍的に高まるのは外耳道第二カーブから先を造形する事ができる点が最大の特長です。ここは硬い頭蓋骨内に位置してとても痛みが強く出てしまう部位だけにハードシェルでは触らないようにしますが、柔らかいシリコンだと逆に硬い骨に圧迫を加える事で大きな遮音効果を得られます。センサフォニクスが硬いプラスチック製のIEMをやめてシリコン製のIEMに進化させたのも、これが大きな理由です。
このシリコン製のIEMは弾力としなやかさで耳に強くフィットし、耳本来の形で造られたソフトシェルは、耳の中でズレることがなく着けているのを忘れるほど自然で心地よい装着感 が得られます。

シリコン製のメリットはそれだけではありません。
実は音の特性として、イヤフォンでは低音域帯ほど先に音漏れが起きています。しっかり遮音ができないと、低音が減衰し音質バランスが崩れてしまい、CDなどの音源にある本来の音の再現が難しいのです。
その点、遮音効果の高いシリコン製は、低音域の減少を最大限防止し、低~高音域帯までその音本来の音質バランスで聴くことができます。外の騒音を防いでいるだけではないのです。

ダイナミックSPでは振動板が小さくなると特に低音の音質に不足感を持つことが多くあります。D2の注目すべき点は、今回開発された音楽用で世界最小クラスのダイナミックスピーカーが低音を強く出せるという能力だけでなく、シリコンの大きな防音効果と音質効果により十分すぎる低音と理想的な音質を確保していることなのです。【シリコンの優位性についてはこちら】

このシリコン製IEMの遮音性能は、現在耳の部位で実際的に音をシールドできる最大の方法です。飛行機の下で働く整備員が付けているイヤマフ(ヘッドフォン型)が約20~25dB程度の遮音量とされています。プラスチック製のIEMでもフィットが良い場合では最大で約20前後の遮音量を実現できることがありますが、シリコン製IEMでは平均で34dB(オクターブバンド・・・ある周波数からその2倍の周波数まで)を実現しています。8000Hzではなんと45.5dBの遮音量を確保しています。【遮音量の測定値はこちら】。特に注目すべき点は、遮音するのが難しい低音域帯、例えば125Hzの場合でも31.9dBの遮音量が実現できています。

つまり世界最高のイヤモニ製造技術がオーディオ用に使われると言う事です。

 

 

 

 

 

ダイナミック本来の音の

豊かさを満喫!

 

ダイナミックSPのためのハウジング

ご存知の通りBAとは違い、ダイナミックSPには振動板の前後に空気が必要です。そのため充填されたシリコンの中にそのままでは入れられません。D2ではSPを筺体の中に入れて、その筺体をシリコンに埋め込むと言う方法を採用。振動板の背面のエアーも外部へのベント(空気穴)を設置して確保しています。今回開発されたダイナミック・スピーカーは外径で5.0mmととても小さい設計ですが、その音質は驚くべく低音を確保しています。解像度もダイナミックスピーカーとしては相当高く、そのドライバーを2機内蔵させる仕様です。ユニットケースから出てきた音は音響フィルターを通して外耳道の中に設置された空洞の中に放出されます。これによりBAドライバーでは得にくかったグルーブ感が高まっています。まるでコンサートホールやライブ会場に居るような心地よさを感じる事でしょう!

 

About Sensaphonics

センサフォ二クスはIEMを生み出してプロミュージシャン向け製品を創っている。

Sensaphonicsは米国シカゴに本社を置くイヤモニ(IEM)の最高峰ブランドで、世界で唯一、シリコン製IEMを提供していることで知られています。そのクオリティはマルーン5、コールドプレイ、ビヨンセ、レディーガガ。はたまたマイケルジャクソンまでグラミー受賞者の70%以上がユーザーであるという事実が物語るとおり、世界のトップ・アーティストたちから絶大な支持を得ています。日本でも桑田佳祐や椎名林檎など数え上げればきりがない著名なアーティストの多くが愛用しています。

センサフォ二クスはプロアーティスト用に開発したIEMでは、1991年にBAドライバーを世界で最初に音楽用に使用しました。アクリルのハードシェルから切り替えた2001年に誕生した世界初のオール・シリコン製IEM、「ProPhonic 2XS」は、現在でも名機として世界の多くのプロに愛用され続けており、その音質バランスはレコーディング・ライブ音響の世界ではノーマルサウンド(基準音)とも呼ばれており、製作の現場での共通音質にもなっています。そして、シリコン・イヤモニターの開発のベースとなったミュージシャン・イヤプラグ「Musicians Earplugs」(音質を変えずに音量のみを下げることのできる耳栓)を含め、Sensaphonicsは35年にわたってユーザーの聴覚保護に貢献しています。

Sensaphonics社製IEMのクオリティはアメリカ航空宇宙局‐NASA‐にも認められ、宇宙空間の極限環境下での厳しい条件をクリアした唯一のイヤモニとして1999年以来、NASAの有人宇宙ミッションのすべてで採用され続け、宇宙飛行士たちに提供されています。また時速300kmで競われるIndyCarシリーズ界でもIEMは活用されています。この製品には、轟音のなかでもレーシングドライバーの聴覚を守り、ピットクルーとのコミュニケーションを可能にする特殊な小型スピーカーを内蔵。さらに、安全・保護装備の改良研究の為、クラッシュ時にレーサーの頭にかかる重力加速度(Gフォース)の測定装置を内蔵させています。

 

 

NASAのそれぞれの宇宙ミッションに参加した企業に配られるワッペン。シカゴのSensaphonics本社のメインホールには百点余りが額に入れられて飾られています。ブランドのプライドとも言え、宇宙関連機器の製造の20年間の歴史と実績の証です。

 

カスタム創生メーカーが贈る自身の耳型で造るイヤフォン

プラスチックなどで造られた既成の筐体にドライバー(音源発信機)を入れたイヤフォンに対し、個人の耳型を採取して、筐体をその個人の形状に合わせてオーダーメイドで作製した製品をカスタム・イン・イヤー・モニター(カスタムIEM)と呼びます。これは、それまで本人の耳の形状で作製する音楽用イヤフォンという概念が日本にはなかったので、2004年にSensaphonics Japan (現ジェイフォニック社) が日本で初めてのイヤモニを国内生産・販売をするに際して製品の特徴を顕す名称として付与したカテゴリーでした。以後日本では耳型を採取して作られる製品をすべて「カスタム」と呼ぶようになっていきます。ちなみにIEMはアーティストが自身の演奏をモニターするための機器であり、 ゛モニター゛とは本来ステージ上の演者の足許に置いてあるフットスピーカーのことです。現在多くのメーカーから出される一般の音楽鑑賞用IEMもカスタムの名称で呼ばれていますが、プロ用のモニターは演奏を《解析する》もので、音楽鑑賞用は《楽しむため》の機器であってその目的は大きく異なっています。当然音質設計も変わってくるので、プロが使っているから観賞用に適しているという訳ではありません。一方、カスタムの良さはその人の耳の形で成形することなので、これはアーティストも一般でも違いがなく、ともに有効な仕様であり、この良さを最も発展させたものがシリコン成形のIEMということです。そして佐藤琢磨選手や宇宙飛行士、マイケルジャクソンなどプロアーティスト向けにしか提供されていなかったこの成形技術が初めて一般のオーディオ用に利用されたものがD2なのです。

マイケル・サントゥッチ—————————————-DR. MICHAEL SANTUCCI—-
—————————————-Sensaphonics CEO、オーディオロジスト、聴覚学博士

Sensaphonics創始者であるマイケル・サントゥッチ博士は、オーディオロジスト(聴覚の専門家)にして“IEMの生みの親”でもある。彼は、ステージ上のミュージシャンたちが大音量に対して耳をケアする術のなかった1980年代から難聴の危険性を訴え、彼らの聴覚保護を信念としてイヤモニターの研究・開発に着手。オーディオロジストならではの知識と発想に基づき、加工が困難な素材でありながら卓越した世界最大の遮音効果が発揮できるシリコン製のIEMを開発した。近年ではWHO(世界保健機関)専門家会合での公表、「Make Listening Safe」構想に協力したり、また新たな試みとして音楽専門のオーディオロジスト育成セミナーを主催するなど、世界を代表する難聴予防のエキスパートとしても精力的に活動している。

 

 

選べるシリコンカラー

シリコンカラーには基本色をミックスしてマーブル状の模様を描けます。カラーの組み合わせも三色まで自由。模様は偶然の産物。時々で変わり同じ模様は造れません。イヤモニの外形もあなたの耳の形状で造られます。形も模様も文字通り世界で唯一のIEMが実現できます!

 

目的にあわせて選べるケーブル・スタイル

仕様は2種類。基本系のシリコンモールドとの一体型のノーマルケーブル(黒色系、透明銀色系の2色)、オプション加工で交換式のMMCXケーブル(透明銀色系の1色)にバージョンアップできます。このMMCX仕様を、ブルートゥース仕様のSHURE社のBT1,BT2ブルートゥースケーブルに交換をすると左右ジョイントケーブルだけのジャックのないワイヤレス仕様にもできます。(SHURE社以外のMMCX交換ケーブルでリケーブルできるものもありますが、弊社では仕様並びに動作確認をしておりません。)

 

 

 

仕様

ドライバー : ダイナミックドライバー 2機(片耳/左右合計4機)

シェル    : メディカルグレードシリコン(医療工学用シリコン)

付属品:ペリカンケース、シャツクリップ、クリーニングツール、製品仕様書、保証証

ー 通常使用による不具合につき一年間の無料修理保証付 -

シリコンカラー全色無料加工(単色加工、ミックス加工3色まで、左右別カラー可能)

SHURE社のBT1,BT2ブルートゥースケーブルの付属販売はありません。

D2では弊社のMove InterLock機構をオプション加工で設置できません。カナルの先端には同機構と同じシリコンのしなやかさを上げ、フィット感の上に効果のある音響空洞(共鳴孔)が設置されます。

 

 

販売価格       《 リリース記念価格 》

Sensaphonics D2 ¥70,000 (Normal cable 1本付)

MCXケーブルオプション加工 ¥12,000 (Cable1本付・単価¥7,800相当分)

耳型採取料(店舗により異なる場合があります。) ¥5,000 (直販の場合)

(作製には耳型が必要です。持ち込み及び保管中耳型利用の際は無料)

(上記は全て税抜です。)

 

問い合わせ先 :info@sensaphonics.jp

Sennsaphonics Japan/ジェイフォニック株式会社 お問い合わせフォーム

お問い合わせ・ご注文の際はD2とお書き下さい。

(フォームセレクトにD2の項目がございません。)

 

 

 

2019年11月2日、3日製品リリース

2019秋ヘッドフォン祭り/中野サンプラザ

 

 

 

 

 

 

PHILE WEB (音元出版)にてD2のリリースが紹介されています。

 

 

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